お酒とアルコール。
2010年11月5日 金曜日、社員の退職で、送別会をしました。
ビールに焼酎、日本酒にウイスキー。ちょっと飲みすぎました。
アルコールは控えめに。。。とよく言いますが、一般的にはアルコールと言えば、飲むアルコールを言いますよね。
弊社が扱っているアルコールと何が違うのでしょう?
日本の法律では明確に区別されています。その説明をしましょう。ただし、ここではメタノールとかイソプロピルアルコールとの違いではなく、あくまでエチルアルコール、
アルコールにはアルコール度数と言って、アルコールの濃度があります。
ビール、チューハイは5%ぐらい。焼酎は20%ぐらいなど。
日本では、90度以上のアルコールを経済産業省の管轄。90度の度数を切ると、飲用される可能性があるので財務省管轄。
なぜなら、日本で流通するアルコールには、飲用に供する物については酒税をかけられています。
弊社が扱っている95度発酵アルコールは、結果的に飲用に供されないものについて特別に事前の許可をもって生産の使用されるとみなされるものに関して、酒税相当額が免税されています。
皆さんが除菌用アルコールで使われているのは、おおよそ70度ぐらいのものを使われていると思います。
これは90度の度数を切っていますので、本来は財務省になるのですが特別許可を受けて、製造することが出来ます。
その条件が、香料を入れることと、2種類以上の有効成分を1%ぐらい添加すること。
これをすることによって、不飲用処置をしているということで製造が認められています。
とりあえず、たかがアルコール。されでアルコールで、もっともっと奥が深いです。続きはまた書き込みします。